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ねこちゃんのQOL向上に。去勢・避妊手術で病気予防

2022年1月15日

こんにちは。
 
京急本線「黄金町」駅・横浜市営地下鉄ブルーライン「伊勢佐木長者町」「阪東橋」駅近くにある【横浜南どうぶつ病院】です。
 
この先、ねこちゃんに子どもを産ませる予定がなく、穏やかに過ごさせてあげたいと考えていたら去勢・避妊手術を検討してみませんか? 
 
去勢・避妊手術には繁殖を避ける目的だけでなく、病気予防のほか、問題行動などを抑える効果があるんです。
 


繁殖を避けるだけじゃない。去勢・避妊手術の目的

 
ねこちゃんの去勢・避妊手術は繁殖を避けるため以外にも、性ホルモンが関係して発症するいくつかの病気を予防したり、発情期にともなう「ストレス」を取り除くという効果があります。
 
また、外とおうちを自由にお出かけしているねこちゃんが“望まぬ妊娠”をしてしまう、またはどこかで不幸な子猫を増やしてしまっているケースがあります。
 
こうしたことを避けるためにも去勢・避妊手術という選択肢について知っておくことはとても重要です。
 


去勢・避妊手術で予防できる病気とメリット

 
ねこちゃんの去勢・避妊手術で予防できる病気は以下のものがあります。
 
■男の子の場合
・精巣腫瘍
 
■女の子の場合
・乳腺腫瘍
・子宮蓄膿症
・卵巣や子宮の腫瘍 など
 
■男の子、女の子共通
・猫免疫不全ウイルス感染症(猫エイズ)
・猫白血病ウイルス感染症
 
病気の予防以外にも、男の子の場合にはスプレー行動(マーキング)・攻撃行動(ケンカ)、女の子の場合には発情行動(鳴き声、精神不安定、おしっこの回数が増える)といった発情期にともなうストレスを取り除いて、ねこちゃんのQOL(生活の質)を高めるというメリットもあります。
 


去勢・避妊手術を受けるよいタイミング

 
ねこちゃんの去勢・避妊手術は、最初の発情を迎える「生後6~7ヶ月」頃に行うのが一般的です。最初の発情を迎える前に手術を受けた場合、先に挙げた病気を高い確率で防ぐことができるからです。
 
特に、乳腺腫瘍は1歳以降に避妊手術を受けた場合にはあまり予防効果がないとされているので、タイミングを逃さないように気を付けましょう。
 
当院では、避妊・去勢手術は基本的に生後6ヶ月以降に行います。
 
若齢期~高齢期にあるねこちゃんの手術をご希望の場合には、まずはご相談ください。
 


当院では飼い主さんの気持ちも受け止め、慎重に去勢・避妊手術を行っています

 
去勢・避妊手術にはいくつかの病気を予防する効果があります。
 
そのほか、発情期にみられる問題行動やそれに伴うストレスも取り除くことができ、ねこちゃんのQOLがアップするというメリットもあります。
 
“手術”と聞くと心配になってしまう飼い主さんもいらっしゃることでしょう。
 
当院では飼い主さんの不安にもじっくりと耳を傾け、きちんと説明することを大切にしていますので、いつでもご相談ください。
 
また、ねこちゃんに負担をかけない手術を心がけていますのでご安心ください。