ブログ|横浜市南区(阪東橋駅)中区(黄金町駅・伊勢佐木長者町駅)で動物病院をお探しの方は横浜南どうぶつ病院まで

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2023年春の健康診断と予防薬キャンペーン

2023年3月1日

こんにちは。
京急本線「黄金町」駅・横浜市営地下鉄ブルーライン「伊勢佐木長者町」「阪東橋」駅近くにある【横浜南どうぶつ病院】です。
 
 
2023年3月15日(水)〜5月31日(水)の期間中、春の健康診断と予防薬キャンペーンを実施致します。
 
*健康診断キャンペーンは血液検査(血球計算+血液化学検査18項目)を基本として、各検査がキャンペーン価格となります。
 
わんちゃんの血液検査は血液検査にフィラリア検査を含めて、
通常価格16,630円(税込)がキャンペーン価格8,800円(税込)となります。
 
ねこちゃんの血液検査は通常価格14,410円(税込)がキャンペーン価格7,700円(税込)となります。
 
血液検査のオプションとして、
炎症マーカー    →  犬CRP 1,100円(税込)  猫SAA 1,980円(税込)
心臓病マーカー   →  NT-proBNP 5,500円(税込)
内分泌疾患マーカー →  甲状腺ホルモン(T4、fT4、犬TSH) 各3,300円(税込)
膵臓炎マーカー   →  犬および猫膵特異的リパーゼ 各5,500円(税込)

レントゲン検査(胸部、腹部)  → 各通常価格の20% off
超音波検査検査(心臓、腹部)  → 各通常価格の20% off
尿検査および便検査       → 各通常価格の20% off

健康診断をご希望の方は朝食を絶食した上でご来院下さい。
また超音波検査をご希望の方は、検査に時間を要するためお預かり(午前お預かりで午後お迎え)での検査となります(要予約)。
 
 
*予防薬キャンペーンは予防薬7ヵ月分ご購入で、予防薬1ヵ月分プレゼントとなります。

日常生活において異常が感じられないわんちゃん、ねこちゃんでも、検査をすると異常が見つかることが多々あります。
病気の早期発見、治療のために是非この機会をご利用下さい。
ご不明点が御座いましたら当院までご連絡下さい。

手術室の無影灯をLEDに変更しました

2023年2月9日

 日々の診療に手一杯でブログがなかなか更新出来ていませんが、少しずつ更新していきます。まずは昨年秋(!?)に手術室の無影灯をハロゲンからLEDに変更しました(うーん、更新遅いですね)。

 当院では手術・処置は丁寧に、確実に、そして迅速にを目標として取り組んでいます。
手術する際に最も重要な設備の一つに無影灯(照明器具の事です)があります。今まで使用していたハロゲンタイプの無影灯は1方向からの照射により術野を確保していましたが、深部の術野において術者(私)の頭が入り込み見難くなったり、無影灯の発熱(私の体が暑くなったり、術野が乾燥したり)で不便を感じる事が多々ありました。

 今回導入したLEDタイプの無影灯は2方向から照射する事が可能となり、深部の術野をより明るく照射する事が可能となりました。また発熱もほとんどなく、色温度の調整により手術中の目の疲労軽減が可能となり今までの欠点がなくなりました。
 従来のハロゲンタイプの無影灯は、歯科処置用として処置室に移設しています。こちらも無影灯設置により、より充実した歯科処置が可能となりました。
 
皆様の大切なわんちゃんとねこちゃんに最適な獣医療を提供出来るよう、ますます頑張っていきます。

 

フィラリア予防にはどのお薬を選んだらいいの?

2022年3月11日

こんにちは。

京急本線「黄金町」駅・横浜市営地下鉄ブルーライン「伊勢佐木長者町」「阪東橋」駅近くにある【横浜南どうぶつ病院】です。

蚊が媒介するフィラリア症。この予防のためにお薬を与えますが、内服剤・外用(スポット剤)・注射薬の3タイプがあります。


フィラリア予防がとても大切なワケ

フィラリア症は犬糸状中症とも呼ばれ、文字通り20~30cmもある長い糸状の寄生虫がわんちゃんの血管や心臓に寄生してダメージを与えます。

循環器や呼吸器障害などを引き起こし、命にかかわることもある恐ろしい病気です。

けれども、フィラリア症は確実に予防できる病気です。わんちゃんを命の危険にさらさないためにも、ぜひ適切にお薬を用いてしっかり予防してあげましょう!


フィラリア予防薬の種類とそれぞれのメリット

予防薬には大きく分けて3タイプあります。それぞれのメリットとわんちゃんの性格や体質などに合わせ、適切なお薬を選びましょう。
 
■内服剤
 
①錠剤 
おやつやフードに混ぜて与えたり、お口を開けて飲み込ませる錠剤です。
食物アレルギーや皮膚が弱いわんちゃんも安心して使用できます。また、お薬の価格が安いこともメリットのひとつです。
 
②チュアブル錠 
お口の中で噛んでから飲み込む錠剤です。
普段、ジャーキーなどの噛んで食べるおやつが大好きなわんちゃんにはおすすめのお薬です。
ただし、食物アレルギーのあるわんちゃんは注意が必要。獣医師に必ず相談しましょう。
 
■外用(スポット剤) 
フィラリアを駆除する成分が含まれた薬液を首の後ろに塗布します。
錠剤やチュアブル錠が苦手、食物アレルギーがあるわんちゃんでも使用できます。
 
■注射薬 
1年間効果が持続するお薬もあり、投与忘れのリスクがないことが特徴です。
ただし、体重に応じてお薬の量を調節する必要から、成長期にある子犬には使えません。
 


知っておこう! フィラリア予防薬の副作用

お薬には「副作用」がつきものです。

万が一に備えて、フィラリア予防薬の副作用について知っておきましょう。
 
・ミクロフィラリア反応(ショック反応)
すでにフィラリアの成虫が体内にいる場合に予防薬を使用するとショック反応を起こし、わんちゃんの体に大きな負担がかかることがあります。
 
・アナフィラキシーショック
投与後、急にぐったりして動かなくなったり、けいれんするなどの異変に気づいたらすぐに動物病院を受診しましょう。
 
・その他
よろめく、嘔吐、多量のよだれ、食欲不振、下痢や軟便などの症状が挙げられます。
また、スポットタイプの薬剤では皮膚に赤みが出ることもあるので注意しましょう。
 
そして、コリー系品種(ボーダー・コリー、シェットランド・シープドッグ、ジャーマン・シェパードなど)は、遺伝子変異が原因でお薬を代謝する働きに問題を抱えていることが多く、他の犬種と比べて副作用が出やすいことが特徴です。

お薬を与える前に獣医師に相談しましょう。


フィラリア予防薬についてご相談は当院まで

感染すると命にかかわるケースもあるフィラリア症は、予防薬で確実に予防できる病気です。

予防薬にはさまざまな種類がありますので、わんちゃんの性格や体質に合わせ、適切なお薬を選びましょう。

副作用などについて不安があればご相談ください。

フィラリア予防に効果的なタイミングは「いつ」?

2022年2月20日

こんにちは。
 
京急本線「黄金町」駅・横浜市営地下鉄ブルーライン「伊勢佐木長者町」「阪東橋」駅近くにある【横浜南どうぶつ病院】です。
 
わんちゃんの病気のうち「フィラリア症」は広く知られていますね。
 
フィラリア症は蚊が媒介する病気なので、“予防薬は夏になってからでも大丈夫でしょう”と考えていたら、それは大きな間違い。
 
「5月」が予防を始める効果的なタイミングなんです。
 


フィラリア症は100%予防できる病気です

フィラリア症は、「イヌフィラリア(犬糸状虫)」の幼虫に寄生された蚊に刺されることで感染する寄生虫疾患です。
 
フィラリアの幼虫はわんちゃんの体内で20~30cmの長さにまで成長し、やがて心臓や肺動脈に寄生。すると肝臓肥大、腹水、浮腫、肺動脈の詰まりなどの症状が現れます。
 
場合によっては心臓の弁にまでフィラリアがからまり、急死することもある恐ろしい病気です。
 
しかし、フィラリア症は正しくお薬を与えれば、確実に予防できます。
 
“気づかないうちに感染していた…”ということがないよう、きちんとした対策が大切です。
 


フィラリア予防は「5月」から、がベストな理由

蚊の活動時期は季節よりも気温が大きく関係します。
 
近頃は温暖化の影響で蚊が活動を始める時期が早まり、すでに4月には蚊が飛んでいる姿を見かけることも多くなってきました。
 
つまり、4月にはフィラリアに感染する可能性があるということになりますが、すぐに予防薬を与える必要があるのかというとそうではありません。
 
フィラリアの幼虫は犬の体内に入り込んでから3~10日後に脱皮し、体中に移動できる段階に成長します。
 
フィラリアの予防薬にはこの段階の幼虫を100%駆除する効果があります。そこで蚊が姿を見せる4月よりも、1ヶ月後の5月からお薬を与え始めることが予防のベストタイミング。
 
そして蚊の活動が弱まる11月から1ヶ月後の「12月」までお薬を続けましょう。
 


フィラリアの予防薬を与える前には必ず血液検査を!

毎年、蚊の活動時期の初めに血液検査を受けて、フィラリアの感染確認を行いましょう。
 
フィラリアの予防薬は、獣医師の指導のもとに使用しなければならないお薬です。
 
与える前には血液検査を行い、フィラリアの感染の有無を確認しなければ処方することができません。
 
なぜなら、すでにフィラリアの成虫が大量に存在している場合、予防薬でショック反応を起こす危険があるためです。
 


フィラリア予防は毎年行いましょう

蚊が媒介するフィラリア症は、お薬を正しく与えれば100%防げる病気です。
 
そして予防薬を与える前には必ず血液検査を受けてください。
 
当院では、わんちゃんの健康状態をはかるうえでとても重要な検査として血液検査を位置付けています。
 
フィラリアの感染確認とあわせ、病気の早期発見にも役立ちますよ。

ねこちゃんのQOL向上に。去勢・避妊手術で病気予防

2022年1月15日

こんにちは。
 
京急本線「黄金町」駅・横浜市営地下鉄ブルーライン「伊勢佐木長者町」「阪東橋」駅近くにある【横浜南どうぶつ病院】です。
 
この先、ねこちゃんに子どもを産ませる予定がなく、穏やかに過ごさせてあげたいと考えていたら去勢・避妊手術を検討してみませんか? 
 
去勢・避妊手術には繁殖を避ける目的だけでなく、病気予防のほか、問題行動などを抑える効果があるんです。
 


繁殖を避けるだけじゃない。去勢・避妊手術の目的

 
ねこちゃんの去勢・避妊手術は繁殖を避けるため以外にも、性ホルモンが関係して発症するいくつかの病気を予防したり、発情期にともなう「ストレス」を取り除くという効果があります。
 
また、外とおうちを自由にお出かけしているねこちゃんが“望まぬ妊娠”をしてしまう、またはどこかで不幸な子猫を増やしてしまっているケースがあります。
 
こうしたことを避けるためにも去勢・避妊手術という選択肢について知っておくことはとても重要です。
 


去勢・避妊手術で予防できる病気とメリット

 
ねこちゃんの去勢・避妊手術で予防できる病気は以下のものがあります。
 
■男の子の場合
・精巣腫瘍
 
■女の子の場合
・乳腺腫瘍
・子宮蓄膿症
・卵巣や子宮の腫瘍 など
 
■男の子、女の子共通
・猫免疫不全ウイルス感染症(猫エイズ)
・猫白血病ウイルス感染症
 
病気の予防以外にも、男の子の場合にはスプレー行動(マーキング)・攻撃行動(ケンカ)、女の子の場合には発情行動(鳴き声、精神不安定、おしっこの回数が増える)といった発情期にともなうストレスを取り除いて、ねこちゃんのQOL(生活の質)を高めるというメリットもあります。
 


去勢・避妊手術を受けるよいタイミング

 
ねこちゃんの去勢・避妊手術は、最初の発情を迎える「生後6~7ヶ月」頃に行うのが一般的です。最初の発情を迎える前に手術を受けた場合、先に挙げた病気を高い確率で防ぐことができるからです。
 
特に、乳腺腫瘍は1歳以降に避妊手術を受けた場合にはあまり予防効果がないとされているので、タイミングを逃さないように気を付けましょう。
 
当院では、避妊・去勢手術は基本的に生後6ヶ月以降に行います。
 
若齢期~高齢期にあるねこちゃんの手術をご希望の場合には、まずはご相談ください。
 


当院では飼い主さんの気持ちも受け止め、慎重に去勢・避妊手術を行っています

 
去勢・避妊手術にはいくつかの病気を予防する効果があります。
 
そのほか、発情期にみられる問題行動やそれに伴うストレスも取り除くことができ、ねこちゃんのQOLがアップするというメリットもあります。
 
“手術”と聞くと心配になってしまう飼い主さんもいらっしゃることでしょう。
 
当院では飼い主さんの不安にもじっくりと耳を傾け、きちんと説明することを大切にしていますので、いつでもご相談ください。
 
また、ねこちゃんに負担をかけない手術を心がけていますのでご安心ください。

外へお出かけするねこちゃんはノミ・マダニ予防を!

2021年9月13日

こんにちは。
 
京急本線「黄金町」駅・横浜市営地下鉄ブルーライン「伊勢佐木長者町」「阪東橋」駅近くにある【横浜南どうぶつ病院】です。
 
ねこちゃんが後ろ足で首のあたりをかいている姿をよく見かけませんか?
 
もしかしたらノミやマダニが寄生しているのかもしれません。
 
外へ自由に行き来させているねこちゃんは特に注意が必要です。
 
 


いつ、どこでノミやマダニが寄生するの?

ノミやマダニは主に草むらや木の上、野生動物の体毛を住みかに生息しています。
 
そのため、おうちと外を自由に行き来させているねこちゃんの場合、お出かけの途中でノミやダニを連れて帰ってきてしまう
ことが考えられます。
 
また飼い主さんが知らずに持ち込んでしまうケースや、一緒に暮らしている他の動物からうつってしまうケースもあるようです。
 


人間も要注意! ノミ・マダニがねこちゃんに媒介する病気

 
ノミやマダニに寄生されるとかゆみだけでなく、ねこちゃんにさまざまな病気をもたらすことがあります。
 
・猫ヘモプラズマ感染症
・アレルギー性皮膚炎
・瓜実条虫(サナダムシ)
・ライム病
・日本紅斑熱
・重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
・猫ひっかき病
 
なかでも、ねこちゃんに発熱、食欲不振、お腹が膨らむなどの症状がみられる場合、ひどい貧血が主な症状である「猫ヘモプラズマ感染症」が疑われます。
 
また「猫ひっかき病」は人間にも感染し、まれに麻痺や脊髄障害などを引き起こす病気です。
 
さらに「重症熱性血小板減少症候群」は、人間の死亡例も確認されている恐ろしい病気ですので、特に気を付けましょう。
 


ノミやマダニの予防には定期的なお薬投与が効果的

ノミやマダニからねこちゃんを守るにはお薬による予防が効果的です。
 
首の後ろに薬剤を垂らすスポットタイプのお薬や、飲み薬があります。
 
予防効果を高めるためには定期的にお薬を与えることが大切です。
 
また、すでに寄生されている場合は駆除剤の投与やノミ取り首輪でしっかり駆除しましょう。
 
そして、普段から目の細かい「ノミ取りクシ」でブラッシングすることをおすすめします。
 
ただし、ノミやマダニを捕まえても絶対に潰さないこと。
潰すと卵や寄生虫が飛び出し広範囲に広がります。粘着テープにくっつけて、中性洗剤を溶かした水に沈めて駆除しましょう。
 


快適な毎日のために予防と駆除を心がけて!

ノミやマダニからもたらされる病気を防ぐには、ノミ・マダニの寄生を「予防」することが大切です。
 
特に外へお出かけするねこちゃんは気を付けてあげましょう。
 
もしも寄生されてしまった場合は、できるだけ早めの駆除が必要です。
 
当院は土日祝日も診療していますので、気づいた時はいつでもご相談くださいね。

去勢・避妊手術で防げるわんちゃんの病気

2021年8月9日

こんにちは。
 
京急本線「黄金町」駅・横浜市営地下鉄ブルーライン「伊勢佐木長者町」「阪東橋」駅近くにある【横浜南どうぶつ病院】です。
 
将来、わんちゃんに子どもを産ませる予定がなければ、去勢・避妊手術を検討してみませんか?
 
去勢・避妊手術には繁殖を避ける目的だけでなく、年を重ねるにつれて発症リスクが高まるいくつかの「病気」に対して予防効果があるんです。
 


去勢・避妊手術は繁殖を避けるためだけではありません

 
わんちゃんの去勢・避妊手術は繁殖を抑制する目的以外にも、性ホルモンが影響してわんちゃん自身が感じる発情期のストレスを取り去ったり、性ホルモンに由来する病気を防ぐために行われます。
 
また、海外の統計ですが、手術を受けたわんちゃんのほうが長生きするという調査結果もあります。
 


去勢・避妊手術で予防できる病気

わんちゃんの去勢・避妊手術で予防できる病気は以下のものがあります。
 
■男の子の場合
・会陰ヘルニア
・前立腺疾患
・精巣腫瘍 など
 
■女の子の場合
・乳腺腫瘍
・子宮蓄膿症
・卵巣や子宮の腫瘍 など
 
病気の予防以外にも、男の子の場合にはマーキングの減少・攻撃行動の減少・ストレスの減少、女の子の場合には攻撃行動の減少・発情行動(鳴き声、精神不安定)がなくなる・偽妊娠がなくなるといったメリットもあります。
 


去勢・避妊手術を受けるベストな時期は?

一般的に去勢・避妊手術を受ける一番良い時期は「生後半年~1歳まで」とされています。
 
初めての発情を迎える前に手術を受けた場合、先に挙げた病気を高い確率で予防することができるからです。
たとえば乳腺腫瘍の発症リスクは80~90%も下がります。
 
当院では、避妊・去勢手術は基本的に生後6ヶ月以降に行います。
若齢期~高齢期にあるわんちゃんの手術をご希望の場合には、まずはご相談ください。
 


当院では慎重に去勢・避妊手術を行っています

去勢・避妊手術は性ホルモンが影響して発症する病気のリスクを低減できます。
 
そのほか、発情期における問題行動やわんちゃん自身が感じるストレスも予防することができ、わんちゃんも飼い主さんも穏やかに過ごせるというメリットも。
 
大切なわんちゃんに“手術”は心配…という飼い主さんのために、当院では疑問や不安についてきちんと耳を傾け、丁寧に説明することを大切にしています。
 
何でもお気軽におたずねください。
 
また、わんちゃんの負担をできる限り減らした手術に努めているのでご安心ください。

室内飼いのわんちゃんもノミ・マダニ予防しましょう

2021年7月20日

こんにちは。

京急本線「黄金町」駅・横浜市営地下鉄ブルーライン「伊勢佐木長者町」「阪東橋」駅近くにある【横浜南どうぶつ病院】です。

お散歩以外、おうちで過ごすことの多いわんちゃんも気を付けてほしいのが「ノミ」「マダニ」の寄生です。

ノミ、マダニは体がかゆくなるだけではなく感染症の原因にもなる
ので、しっかり予防しましょう。

 


こんな仕草はノミやマダニが寄生しているサイン

おうちのわんちゃんに以下のような様子が見られませんか?
もしかしたらノミやマダニが寄生しているかもしれません。

  • しきりに顔や体をかいている
  • 前歯で体のあちこちを噛んでいる
  • かゆいのか体を地面にこすりつけている
  • 地肌にぽつぽつと赤いところがある
  • 毛の中にフケのような黒色の塊がある
  • 皮膚に炎症(ジュクジュクの状態)がある
  • 体毛の一部が抜けていたり、薄くなっているところがある

かゆいだけじゃない。ノミ・マダニが媒介する病気


ノミやマダニの感染経路は主に“外”から。

草むらに潜むノミやマダニが、お散歩で通りかかったわんちゃんに飛び移って寄生します。
ほかには、飼い主さんの服にくっついていて家の中に持ち込まれたり、野良猫や他の犬から移ったりすることも……。
ノミやマダニに刺されるとひどいかゆみやアレルギー性皮膚炎の原因になります。

 

さらに、バベシア症、瓜実条虫(サナダムシ)、ライム病、日本紅斑熱、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)などの病気を引き起こすこともあります。
特にマダニが媒介する日本紅斑熱、SFTSは人間にも感染するので注意が必要です。


ノミ・マダニ予防には予防薬が効果的

ノミやマダニからわんちゃんを守るお薬があります。
錠剤のほか、最近はおやつ感覚で摂取できるチュアブルタイプのお薬や首の後ろに薬液を垂らすスポット剤が人気です。

 

お薬は月に1回、継続して与えることが必要です。
ノミやマダニが増える夏までにしっかり予防しましょう。
フィラリアと一緒に5月からの予防がおすすめです。

また、シャンプーやブラッシングできちんとお手入れする、お散歩から帰ってきたらノミやダニがいないかをチェックするといったことを普段から心がけましょう。


実は身近にいるノミ・マダニに注意しましょう

室内飼いのわんちゃんもお散歩などの外出先でノミやダニと接触してしまうことがあります。
ノミやマダニは皮膚炎や感染症を引き起こすことがあるので、寄生しないように定期的にお薬で予防することが必要。

市販薬もありますが医薬部外品にあたるので、より効果が高い動物病院の処方薬がおすすめです。

そしてノミやマダニを増やさないために、シャンプーやブラッシングなどの日ごろのケアや、おうちの中もできる限り清潔
に保ちましょうね。

犬・猫にあげてはいけない食べ物とは?

2021年2月25日

こんにちは。
 
黄金町駅・伊勢佐木長者町駅 の 動物病院「横浜南どうぶつ病院」です。
 
 
わんちゃん・ねこちゃんには、食べると危険な食材があります。
 
それは犬猫ともに、ほぼ共通していて、有名なものではタマネギやニラといったネギ類があります。
 
昔はインターネットもなく、そういった情報が広く知られていなかったので、わんちゃん・ねこちゃんが人間と同じものを食べていた時代もありました。
 
今となってはわんちゃん・ねこちゃんの健康にとって、非常にハイリスクでしたね。
 
 

犬・猫に味が濃い人間の食べ物はNG

基本的に、人間と同じものを食べると塩分の摂りすぎになってしまいます。
 
今や塩分過多は、命に関わる重篤な病気につながるリスクがあることは常識。みなさん気をつけているとは思いますが、わんちゃん・ねこちゃんが欲しがるからといって飼い主さんが食べているものを簡単に分けてあげてはいけません
 
ここ10~20年でもわんちゃん・ねこちゃんの寿命が圧倒的に延びていますから、情報の広がりとともに様々な健康を害するリスクを回避できるようになってきたといえるでしょう。
 
 

犬・猫が食べてはいけない食材は?

●ネギ類(タマネギ、ニンニク、ニラ、ネギなど)
 
ネギに含まれる成分には、わんちゃん・ねこちゃんの赤血球を破壊する作用があるので危険です。ネギは加熱・調理しても毒性が消えないので要注意です。
 
特にタマネギは万能食材として色々なものに使われています。スープやおみそ汁など、入っているのを忘れて、うっかりあげてしまうことがないように気を付けましょう。
 
 

●チョコレート類(ココア、コーヒー、コーラ、お茶など)
 
わんちゃん・ねこちゃんともに、カカオ・カフェインを構成する成分によって下痢や嘔吐、痙攣を引き起こすことがあります。
 
チョコレート急性心不全を起こす恐れが高いので、特にわんちゃんには絶対にあげてはいけません。
 
 

●消化不良をおこしやすい食品
 
エビ、タコ、イカ、カニ、こんにゃく、しいたけ、たけのこなどは、わんちゃん・ねこちゃんともに消化不良をおこしやすい食品です。
 
 

●牛乳
 
牛乳はカルシウムや乳酸菌などが豊富で、人間にとってはヘルシーな食品ですね。
 
ですが、わんちゃの場合は特に、牛乳の成分を分解する酵素が不十分なため、軟便や下痢を起こしやすいといわれています。
 
ただし個体差があり、牛乳が好きな子もいます。
 
 

●アワビなどの貝類
 
海そうをエサにしている貝類がもっている毒素は、わんちゃん・ねこちゃんともに皮膚病を引き起こしやすい成分です。
 
 

わんちゃん・ねこちゃんにあげてはいけないものなど、食べ物に関する疑問や不安なども、お気軽にご相談ください。
 
かかりつけ獣医と一緒に、わんちゃん・ねこちゃんの健康を末永く守っていきましょう。

早めの避妊・去勢手術で太りやすさを回避できる?

2021年2月11日

こんにちは。
 
黄金町駅・伊勢佐木長者町駅 の 動物病院「横浜南どうぶつ病院」です。
 
 

わんちゃん・ねこちゃんの健康管理のために行う避妊手術ですが、飼い主さんのなかには「避妊手術をすると太ると聞いたけど、大丈夫?」と心配される方がいらっしゃいます。
 

結論からいいますと、若いうちに避妊手術を行うと、ほぼ太らないといえます。
 

今回は、わんちゃん・ねこちゃんの避妊手術と肥満との関係や、手術を受けるべきおすすめの時期などをお伝えします。
 
 

手術は生後半年~1年以内がおすすめ

太りやすくなるといわれる理由のひとつは、ホルモンバランスの変化によるものですので、わんちゃん・ねこちゃんの女の子の避妊手術は、はじめての発情期がくる前がおすすめです。
 

個体差はありますが、だいたい生後6カ月~8カ月頃に初めての発情を迎えることが多いです。
 

その前に避妊手術を行えば、「ホルモンバランスが崩れる」といった身体への影響がないため、太りやすさを回避できます。
 
 

また、わんちゃんの男の子には発情期がなく、ねこちゃんの男の子にも決まった発情期はありません。
 
いずれも、性的に成熟するとされる生後半年~10カ月を目安に去勢手術を行うとよいでしょう。

 
 

避妊手術をしたら食事量は8割減に

避妊手術をすると太りやすくなるといわれるもうひとつの理由は、カロリー過多。要するに食べすぎです。
 

これまでは生殖器の健康維持のために必要だったカロリーが、避妊手術によって不要になります。
 

健康維持のために必要なカロリーが、突然75~80%程度に減るわけです。つまり、摂取カロリーが手術前と同じであれば、その分だけ確実に太ります。
 

体重管理のためには、避妊手術を受けたら摂取カロリーをこれまでの75~80%に減らすなど、食習慣を変える必要があります。
 

食事への欲求が強くなる子もいますので、おやつをねだってくることが多くなるかもしれませんが、そこは飼い主さんにとっても我慢のしどころです。
 

また、月1回程度は体重測定を行い、適正体重をキープできているかチェックし、わんちゃん・ねこちゃんの健康を守りましょう。
 
 

避妊手術に関するご相談はお気軽に

避妊手術に適した時期は、わんちゃん・ねこちゃんの個性によっても異なります。 
詳しくはかかりつけの獣医と相談してプランを立てましょう。
 
 

横浜南どうぶつ病院では、わんちゃん・ねこちゃんの避妊手術に関するご相談にお答えしています。
 
迷っている飼い主さんは、お気軽にご相談にお越しください。お待ちしています。
 

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