ブログ|横浜市南区(阪東橋駅)中区(黄金町駅・伊勢佐木長者町駅)で動物病院をお探しの方は横浜南どうぶつ病院まで

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新しい超音波診断装置

2023年11月17日

横浜市営地下鉄ブルーライン「阪東橋」「伊勢佐木長者町」駅・京急本線「黄金町」駅近くにある【横浜南どうぶつ病院】です。
 
新しい超音波診断装置を導入しました。
 
富士フィルム(旧日立製作所)の超音波診断装置ARIETTA850です。ARIETTAシリーズの最上位機種となります。メーカーの方曰く、この上位機種の導入例は当院近隣ではまだないとの事でした。
かなり巨大な機器のため、診察室がやや狭くなってしまっています(汗)。
 
超音波検査は無麻酔かつ非侵襲的に実施可能な検査であり、各臓器をリアルタイムに観察できるという最大のメリットがある検査です。
対象臓器は主に、心臓や腹部臓器(肝臓・脾臓・腎臓・膀胱・消化管・膵臓など)、肺、関節などです。
 
血液検査機器と同じく、スクリーニング検査に欠かせない機器の一つでありますが、最大の欠点として、実施者(検査する人)の知識・技術の差が最も顕著に出てしまう検査でもあります。
 
私は超音波診断学に魅了され、北海道大学研修医時代に、画像診断のスペシャリストの先生方の元、コツコツと勉強・トレーニングしてきました。医療機器の性能が良ければ良いほど、綺麗な画像を描出出来ることが出来ますが、綺麗で分かりやすい画像を描出するのはやはり実施者の能力に依存します。これが本当に趣があって楽しいと常々感じています。
 
最近、色々な種類の最新・最高の医療機器を取り入れていますが、一次診療施設に必要不可欠な迅速かつ的確に検査出来るよう、ますます向上心を持って日々努力していきたいと思っています。